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第8回3月15日(日) |
3月9日必着 |
専門的な教育にスムーズに入るための知識を学びます。「人間と生活」をテーマにした基礎科目で幅広い教養を深め、豊かな人間性や考え方のベースを形成します。
医学的見地からのリハビリテーションを学習するとともに、身体障がい分野や、精神障がい分野などの特徴的な疾病と障がいの成り立ちを学びます。
より専門的な知識と技術を系統立てて習得し、障がい者の職業や生活全般を視野に入れた総合学習を行います。また、学外医療機関での実習で、実践体験します。
カルテや処方について理解できるよう、病名・治療法・薬剤などの英語での呼び方を学び、専門的な領域で必要になる基礎的な英語力を修得します。
各種精神障害の原因と分類、診断と治療、精神保健の概要について学ぶとともに、実際に患者と接する機会を持ち、治療現場についても理解を深めます。
「作業」が人にもたらす治療的作用について、具体的に陶芸や木工、編み物などを行い、実際に作品を作る体験をしながら動作指導の方法や技術を学び、作業の効用について分析していきます。
近い将来の地域医療連携パスや電子カルテの導入、治療効果の証明・統計処理、臨床実習の課題作成等のための準備としてパソコン等の情報処理技能を養います。
作業療法の歴史、作業療法の役割・機能に加え、身体障害、精神障害、発達障害、老年期障害の基礎知識とそれぞれの療法の基礎技法について学び、作業療法の全体を体系的に理解します。
在宅医療など、その人を取り巻く問題や環境も含めた幅広い観点から、地域医療の成り立ちやリハビリテーション活動、作業療法の基盤となる生活障がい医療モデルと生活モデルなどを理解します。
簡単に説明すると、理学療法士は身体の基本動作(立つ、座る、歩くなど)の機能回復を目的に訓練し、作業療法士は日常生活動作(食事、着衣、入浴など)や創作活動、仕事や遊びを通して心や体の機能の回復や残存能力の開発、そして社会適応能力の改善を目的に訓練します。
医師の指示に従い、対象者の状態を分析・評価し、急性期・回復期・維持期など各時期ごとの目標を決めて適切な訓練のプログラムを作成します。障がいを有したことで心の問題、感覚や運動などの身体の問題、食事・着衣・入浴・トイレ動作・外出などの日常生活問題など、幅広い治療や援助・指導を行い、必要であれば福祉機器、自助具の提案もします。
現場では、対象者が自主的に作業療法に取り組む気持ちになれるよう、話しをよく聞き、親身になれる療法士が求められています。相手の気持ちになって考えられることはもちろん、客観的な観察と評価を行える冷静な判断力も必要です。